本プロジェクトの対象遺物であるスネフェル王のレリーフが無事GEM-CCへ移送されました。移送作業のプランニングは今年2月に日本通運の専門家と共同で行い、実際の移送はエジプト人移送チームのみで実施しました。

レリーフは、1952年にエジプト人考古学者アハメド・フェクリー氏によりスネフェル王の屈折ピラミッドの河岸神殿で発見され、その後、ギザ台地にあるエジプト考古省の倉庫に長年保管されていたものです。

ピラミッドの河岸神殿のレリーフとしては現存する最古のもので、非常に重要な考古学資料であるため大エジプト博物館で適切な形で展示し公開されることが強く望まれます。

 

壁画 についての投稿