壁画の応急処置が完了し、無事GEM-CCへ移送されました。そして専門家らによる壁画の調査と不要物を除去する作業が開始されました。

殺虫処置が終了し、いよいよ保存修復の本格作業が始まりました。壁画チームは現在、厳選した修復材料で壁画の脆弱な部分をサポートする充填を行っており、包括的な保存修復作業に懸命に取り組んでいます。これらの材料は、数多くの実験的研究を重ね、化学反応による将来的な劣化を起こしにくい材料を選びました。

充填後、亀裂が入った部分に補強剤を注入する作業が始まりました。