2017年3月10日から、エジプトと日本の専門家は燻蒸ラボにおいて合同で作業を開始しました。この作業は1週間続き、エジプト考古学博物館から大エジプト博物館に対象遺物を移送した後に実施が予定されている今後の燻蒸作業に必要な材料と燻蒸作業工程の確認が行われました。

末森専門家、塚田専門家そして岡田専門家は、GEMプロジェクトマネージャーであるフセイン博士と燻蒸ラボのスタッフとともに燻蒸作業の計画について議論しました。また、現在の作業状況を確認し、燻蒸作業に必要な材料の一覧を作成しました。

さらに、2017年3月14日には、日本人専門家らは、エジプト考古学博物館の燻蒸作業とミイラ室の環境管理とモニタリングについてさらに調査するため、また燻蒸のために最も利用可能な技術を理解し、対象遺物にとって最適な燻蒸方法を選択するために、タハリール広場のエジプト考古学博物館 保存修復ラボ室長のモアメン氏を訪問しました。

3月16日には、日本人チームはGEM-CCで実験をいくつか行い、エジプト人メンバーと作業計画および作業に必要な材料を確認しました。