5月8日、ツタンカーメンに関する会議が大エジプト博物館保存修復センター(GEM-CC)で開催されました。

様々な国から多くの専門家が参加し、保存修復センターの成果について興味深い発表もありました。タレク館長とフセイン博士が、参加者に歓迎の挨拶をした後、メドハット博士、岡田専門家、河合専門家が木製品の対象遺物および木製品保存修復チームによる成果について発表しました。

染織品保存修復チームのナグム氏はツタンカーメン王の染織品コレクションについて説明するとともに、作業で苦労した点や作業に要した時間について発表しました。

参加者は専門家らによる発表にとても興味を示していました。また、実際の作業や遺物を見学できるGEM-CCの修復ラボの見学ツアーにも参加しました。