
2016年12月、エジプトの染織品チームは、直ちに対象遺物を確認し作業を始められるよう、日本チームを迎える準備をしました。チームは最新の情報でデータベースを更新することから始め、また同時に損傷とその程度を確認するために事前の状態調査を行いました。
エジプトと日本の両チームのメンバーは、前フェーズでの染織品研修以来お互いを知っているので、容易にコミュニケーションを取ることができ、とてもスムーズに作業が進みました。貴重ながら壊れやすいツタンカーメンの至宝に間する作業をようやく一緒に始められたことをお互いに喜び合いました。