可搬型3Dスキャナーを使用し、GEM-CCに移送されたツタンカーメン王のベッドと二輪馬車の移送後のドキュメンテーションを行いました。これで取得した計測データは、コンピューター上でのデータ処理が必要となります。

大石専門家と影澤専門家がエジプト側メンバーへ技術移転を行い、写真のような3次元計測データが得られました。壁画のリード遺物についても3次元計測が行われました。彩色表面に残る付着物の凹凸や亀裂、背面の現在の形状や過去の修復状況などが記録されました。