今回の読売国際協力賞受賞に関して現地からの喜びの声をお届けします!

フセイン・カマル博士

GEM-JC プロジェクトマネジャー/GEM-CCセンター長

大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト(GEM-JCプロジェクト)」は、2010年より大エジプト博物館(GEM)と国際協力機構(JICA)の協力のもと継続されている事業です。40人を超える日本の専門家と60人以上のエジプト専門家が参加し、大エジプト博物館に展示される72点の対象遺物の移送、調査、修復を協力して行ってきました。読売国際協力賞の受賞は、チームのたゆまぬ努力と成果が認められた結果だと思っています。この賞を受賞できたことを誇りに思います。

 

 

アイーサ・ジダン博士

GEM梱包・移送統括ディレクター

GEM-JCプロジェクトが読売国際協力賞を受賞できたことを大変うれしく思うと同時に誇りに思います。今回の受賞はJICA支援の下、日本人とエジプト人がノウハウを共有し、一つの目標に向かって一人一人がチームの一員として献身的に働いたことによって生み出した両国の協力の成果を評価していただいたものと思っております。この受賞を叶えてくださった日本の人々、JICAの専門家、そしてエジプト人の同僚たちに感謝と敬意を表します。そして今後もいっそうの日本との実りある協力を願っております。

 

 

 

盛山 美砂子氏

GEM-JC プロジェクト(プロジェクトコーディネーター/調達マネージャー)

とても驚きました。読売国際協力賞を受賞したと聞いた時、本当?と疑ってしまい、数日間は信じることができませんでした。日が経つにつれ、喜びがじわじわとこみ上げ、新聞に受賞のニュースが出た時は、とても嬉しかったです。日本とエジプト、全く違う文化の中、フェーズ1から築き上げた信頼と、実績、応援してくれた方々のおかげで受賞に繋がり、表舞台に立てたのだと思います。ありがとうございます。

 

リハ―ム・ナビル氏

GEM-JC ナショナルスタッフ

読売国際協力賞を受賞することは、多くの企業にとって願ってもない出来事です。それをこのGEM-JCプロジェクトが成し遂げたと知った時は、大変嬉しく思いました。このプロジェクトに初めから関わり、日本とエジプト両国の専門家がプロジェクトを成功させるために尽力しているところを間近で見てきたので、喜びもひとしおです。プロジェクトチームは一つの目標を持った家族のようであり、メンバー全員が心を込めて業務にあたっています。これまでの長年の努力を評価していただき、またいっそうの成果達成に向けて邁進する後押しをいただいたことを感謝いたします。

 

 

 

ムアーズ・エルガブリ氏

GEM-JC ナショナルスタッフ

当プロジェクトの読売国際協力賞受賞はまさに寝耳に水でした。このような名誉ある賞を受賞できて大変うれしいです。
しかし、プロジェクトチームのこれまでの成果を振り返ってみると、これは決して突然の出来事ではなく、どんな些細な作業も、両国の専門家たちが常に精励恪勤しベストを目指し続けてきた結果だと気付きました。
日々大きな課題に向き合うなか、またコロナ禍という未曾有の事態の中での今受賞は、より大きな成功に向かって突き進むチームの気概を高めてくれました。今回の受賞に少しでも貢献できたことを大変誇りに思います。