2018年3月から、大エジプト博物館合同保存修復プロジェクトのメンバーはツタンカーメン王の4台目の二輪馬車をルクソール博物館から大エジプト博物館に移送する準備を行ってきました。
ドキュメンテーションチームは始めに二輪馬車の状態を調べました。3Dスキャナーでスキャンニングした後、二輪馬車の脆弱な箇所に応急処置を施しました。
これらの作業は二輪馬車を大エジプト博物館に安全に移送するために必要不可欠な作業です。その後、移送チームによって移送に向けた二輪馬車の梱包がルクソール博物館で始められました。移送はまもなく行われます。その後、梱包を解いて燻蒸した後に、木製品保存修復チームのメンバーが調査を開始する予定です。